案件概要:
国名:コソボ共和国
案件名:経済社会開発計画
交換公文締結日:2018年2月18日
供与金額:1.5億円
先方実施機関:保健省(Ministry of Health)
案件の目的:コソボ大学クリニカルセンター(UCCK)への医療機材の供与を通じて、コソボにおける医療サービス向上の支援をするもの
主な調達機材:医療機材
2019年11月7日、プリシュティナ市にて、コソボ政府の医療サービス向上への取り組みに対し供与された資機材の引渡式が、小井沼紀芳駐オーストリア日本国大使、ウラン・イスマイリ保健大臣のご臨席のもと、開催されました。式典では、イスマイリ保健大臣より、コソボ大学クリニカルセンター(UCCK)におけるこれら医療機材の使用によって、医療サービスの改善が期待できるだろうと、日本政府及び本案件に対する謝意が述べられました。
UCCKは、コソボにおける中核的医療施設としての役割を担っており、年間2万人以上の手術が行われています。高品質な日本製医療機材の供与を通じて、患者への適切で必要な医療サービスの提供と、同病院における医療サービス向上への寄与が期待されています。
今般供与機材:
- CTスキャナ(1セット)
- 頸動脈/脊椎/鎖骨下動脈エコー(1セット)
- 外科手術用ECHOドップラー(1セット)
- X線装置(1セット)
- 胃・大腸用内視鏡(1セット)
- 気管内視鏡(1セット)
- 尿管鏡検査装置(1セット)
引き渡し式の様子と供与機材の写真: